4連形と中ぶくれの受け入れは当然多い
はい!
ちょっぴりぽっちゃり若ハゲプロ雀士です!
関西最高位戦プロテストが終了し、
知り合いの方がまた新しくプロになりました。
めちゃめちゃ強い後輩ができたので
もちろん先輩はめちゃめちゃ強いので
置いていかれないように頑張りたいですな!
さて、最近の牌姿にて
打牌に迷ったものがありましたので
2つほど検討してみようと思いました(・∀・)
その迷った2つは以下の牌姿(・∀・)
上の形は4連形を含む一向聴、
下の形は中ぶくれ形を含む一向聴です。
私は実戦での選択で、
上の牌姿では八、下の牌姿では三を切りました。
どちらも4連形、中ぶくれといった
好形変化の多い形をメンツとして固定しました。
で、果たして合ってるのか?と。
未熟ながら、色々考えつつ麻雀してると
これは?あれは?と選択肢も出てくるので
その時の判断があってるか気になりますな……
ということで1つ目〜
とある勉強会での牌姿!
東1局、親番、7巡目、ドラ六。
一向聴にとれる打牌は②、④、⑥、⑦、五、八。
受け入れが最も多いのは八(五)。
⑤⑧②中③でテンパイ。
⑤引きで一盃口にとる⑦切り、②中待ち。
これがこの牌姿の最高打点か。
⑧引きの②中シャンポン。
ドラ六だし、中ロンならそこそこ打点あり。
②引きはテンパイ取りの選択が多め。
④切りのリャンメン、
⑦切りの一盃口にとるカンチャン、
⑥切りの中④シャンポン。
盤面、点数状況によって選べるのも利点。
中引きは④切りのリャンメンか。
リーチ中ドラ、ツモればマンガン。
③引きでは②切りでリャンメンにとるか、
⑥切りで一盃口にとるか選択可。
次に受け入れが多いのが打④。
⑤⑧②中でテンパイ。
八切りに比べ、③でのテンパイが消える。
また、⑤での一盃口が消える。
⑤引きは八切りの②中待ち。
⑧引きも同様。②中待ち。
②引きは八切りのリャンメン。
中引きは八切りのリャンメン。
ということで、全ての受け入れにおいて
八切りのテンパイを取る形になります。
なので、テンパイするだけなら
一向聴時点で八切りのほうが良いですね。
何切りが一番広いですか?と問われれば
③の分だけ、八切りが有利になりますし。
が、③の受け入れと一盃口を捨て、
四連形の好形変化を残す④切りが良いのでは?
という話になったんですね(・∀・)
中のポンテンも残り、
③の分の受け入れ4枚が減るものの、
ドラ六含めタンピンまで見える嬉しい受け入れが
四六七の10枚増える。九もまぁまぁ。
例えばドラが南など、牌姿に関係なければ
高く目指して④切り、なんなら中切りすら
選択肢にあがるのかなと。
例えばドラが⑥や②など、すでに対子であれば
中ポンテンの価値もあがるし、
一手でも早くリーチを打ちたいので
八切り優位になるのかなと。
例えば中対子ではなく風牌や9対子などであれば、
メンタンピンを目指しての対子落としもあるかと。
例えば巡目がもう少し深ければ、
テンパイ逃しが痛いので最も広い八切りかなとか。
例えば五六七八ではなく六七八九であれば、
迷わず九切りになるのかなとか。
色々考えた牌姿でした!
ちなみにツイッターでのアンケートでは
萬子の伸びを見据えての④切りが多かったです。
結論が出るわけではありませんが、
④切りが良いな〜と思うとともに、
四連形ってやっぱり強いな〜と
再確認した次第です(・∀・)
さてさて2つ目はこちら
東1局 西家 ドラ南 6巡目
先日の大三元ノーレートフリー
(Mリーグルールでの時間打ち切り対局)
でやってきた牌姿。
打牌の選択肢としては、
三、③、⑥でしょうか。
三切りの受け入れは9種29牌。
③切りの受け入れは11種34牌。
⑥切りの受け入れは11種34牌。
受け入れ枚数で言えば、
五枚差で筒子切りが有利。
また、受け入れの牌それぞれで
その牌の嬉しさ?を比較してみましたら
三切りでは①がホントに悲しくて、
メンタンピンができる牌は嬉しい。
③切りではタンヤオや平和が付くと嬉しい、
メンタンピンは最高、⑨は悲しい。
亜リャンメン以上の好形リーチは多そう。
⑥切りでは①が悲しい。
他はタンヤオや平和が付く受け入れは多いものの、
③切りに比べると嬉しい受け入れが少し減るかな?
萬子周りの引っ付き、一盃口変化なども見れるし
多分③切りが有利なのかなーと思いますが、
メンタンピンになり得る④⑤⑥⑦引きを
全て取らえる三切りも、場によっては
選択肢にあがるのかな?という感じでした。
中ぶくれ形の受け入れの多さを
改めて実感しましたね〜(・∀・)
今年はすでに200半荘ほど打ちましたが、
基本的な牌効率を間違えていることもありますし
牌効率だけではなく、打点効率や二次変化など
当然ですが考えることが多いので
地道に地道に思考を重ねていきたいです( ´ ▽ ` )