狂乱のベルセルク!怒涛の攻めにも軍師は屈しない【11/18 Mリーグ観戦記】
はい!
ちょっぴりぽっちゃり若ハゲプロ雀士です!
最近少し忙しくなりまして
Mリーグ観戦記が2週間ほど空いてしまいました。
当初は全部揃えるつもりだったんだけどなー_:(´ཀ`」 ∠):
90試合はたいへんだぁ笑笑
麻雀をする機会は増えてるんですけどね。。。
各種大会であったり、ノーレートフリーであったり。
ありがたいことですね〜
さて今回のMリーグ観戦記は
11/18月曜の1試合目です!(・∀・)
対戦カードはこちら!
攻撃型の高宮選手、黒沢選手。
万能型の園田選手、勝又選手。
好調なのは個人9戦4トップの勝又選手か。
ではでは楽しんで見ていきましょ〜〜
(敬称略)
実況 小林未沙
解説 白鳥翔
起家 EX風林火山
勝又健志
南家 KONAMI麻雀格闘倶楽部
高宮まり
西家 赤坂ドリブンズ
園田賢
北家 チーム雷電
黒沢咲
試合はいきなり大きく動きます。
東1局、ドラ⑤。
黒沢の配牌に赤⑤があるのがさすがのセレブ。
2枚目を引いてきて形が整ってくるセレブ。
3枚目を引いてきて三暗刻ドラ4のイーシャンテン。
セレブ黒沢、どこまで手牌を高めていくのか…
と、親番勝又が赤5を引き入れてリーチ宣言。
メンタンピン赤⑤⑧待ち。
これを掴んだのが勝負手の黒沢。
⑧で長考するも、止まるまでは叶わず放銃。
裏は乗らず、親満12000のあがりとなりました。
東1局1本場、また黒沢にいい配牌が入る。
が、先制は園田。
直前の八ポンテンはとらずして、
九を引き入れてリーチ宣言。ドラドラ持ちの六九待ち。
これを掴んだのがまた黒沢……。
裏裏乗って跳満、12000は12300_:(´ཀ`」 ∠):
さて東2局は高宮のターン。
対子が多いこの形でメンツ手と七対子、
どちらにもイーシャンテンとし、
引き入れた③で①切り。
そして②を引き入れてドラ3のリーチとしました。
この①切りはお手本のような一打でしたね〜
3、⑨、①と3つの対子から選ぶとしたら
一見どれも同じ対子に見えるかもですが
①を落とした場合のみ、受け入れが増えるんですね。
① ③④⑤⑤⑥
のような形は
「リャンメンカンチャン」とも呼ばれる、
④⑦リャンメンとカン②の受けがある形。
そして②を引いてのリーチ。
難しくはない何切る問題かもしれませんが、
リャンメンカンチャンは実戦でもよく出る形です。
見逃さないようにしたいですね。
結果は1人テンパイで流局でしたが、
注目はその直前の勝又の鳴き。
⑥⑦⑨と持ってるところで⑦⑨で⑧をチー、
⑥を切って一瞬テンパイに取りました。
ここで⑥⑦で鳴いて⑨切りでもテンパイしますが、
すでに③が通っているので、
⑥よりも⑨の方が危険と見た選択でした。
これも実戦でよくあることですね〜
③が通っているので③⑥は否定されていることと、
⑥と⑨を比較すると、カン⑥や⑥単騎などよりも
シャボの⑨や⑨単騎の方が選ばれやすいんですね。
⑥⑨リャンメンで当たることは仕方ないとするなら、
片筋が通っている中筋の方が危険度は低い。
さらに今回は⑦が4枚見えているので⑥⑨も無い。
ということで⑥切りを選択しテンパイ、
その後引いた危険牌で受けに回りました。
この押し引き、バランスが勝又の魅力ですね〜
さて続く1本場では高宮にまた勝負手が。
ダブ東ドラドラ内蔵、良形高打点が見込める手牌。
リャンメンリャンメンのイーシャンテンとなり、
ダブ東を落としていく高宮。
これは実戦でもたまにあることですが
親が手からダブ東を対子で落としていくことは
子からしたら異常事態、緊急事態です。
もういつリーチがきてもおかしくないですし、
良形、高打点が予想できます。
東ポンでの2飜を放棄するほどの手牌なので
一刻も早く安全牌を抱えたいところです…!
が、なかなかテンパイに辿り着かない高宮。
そうこうしてる間に園田からリーチの声。
ドラ3でのカン五待ち。
そしてそれに当然のように押し返すのは
親番、ベルセルク高宮まり。
今季の高宮の押しっぷりは気持ちがいいですね!
一向聴からどんどん押していきます!!
結局高宮はテンパイこそしませんでしたが
持ち味溢れる戦いを魅せてくれました(*゚▽゚*)
さて少し飛ばして東4局。
園田が筒子の染め手で鳴いていく。
①④待ちでテンパイ。
最終出番、高宮がテンパイ。
が、テンパイするには園田にきつい筒子切り。
さてどうするかな……
と、まさかのリーチ宣言!
ツモ番無し、場に高い筒子待ちでの強気のリーチ!
そして園田が9で手を止めるもプッシュ、
これを勝又が鳴いてテンパイを入れると
まさかの高宮にツモ番が回って来る!
ツモれず!!(`・ω・´)
いやこれツモってたらほんとに凄かったけど
そもそもリーチに踏み切るのがさすがの高宮。
リーチ率暫定1位、おそるべし。
白鳥
この世に佐々木寿人よりリーチを打つ人がいるとは笑
小林
佐々木選手が2位、高宮選手が1位ですね。
白鳥
はっはっは笑
小林
ちなみに最下位は藤崎選手だったかと。
白鳥
特色でる〜〜笑笑
そんな高宮、南2局親番でまたまたリーチ。
カン五待ちは赤五狙いか?
最終手番で見事にツモ、そして裏裏!!
4000オールでトップ目に躍り出ました!!
が、直後の1本場で園田が高宮から直撃を獲る。
チャンタ三色ドラ、8000は8300。
これで園田がトップ目に٩( 'ω' )و
さて南3局。
親番園田が先制リーチ。②⑤待ち。
これにまた押していくのがベルセルク高宮。
高宮の辞書に降りの文字はないのか!?
……いや、ある。
さすがに⑥を中抜きで受けに回りました。
が!?
高宮、終盤にまさかのリーチ宣言!?
宣言牌が園田に捕まりましたが、
二枚切れのカン8リーチを敢行した高宮。
尋常じゃないリーチの連打ですね……!
そしてこのあがりで園田、40000点となります。
さて南3局1本場では勝又が先制リーチ。
25待ち。
鳴き仕掛けで園田が追いつくも、
掴んだのは勝又のあがり牌。
これで園田が放銃となり、8000は8300。
今度は勝又がトップ目に立ちました!٩( 'ω' )و
さぁオーラス。
高宮、6巡目の先制リーチ!!
メンタンピン赤ドラドラ、跳満確定……!!
もし勝又から出ればトップ、
ツモって裏なら倍満でトップ…!!
最後の最後まで攻めるベルセルク!
白鳥
なんでこんな手が入る、おかしい、おかしいぞ…
そして黒沢から放銃となり12000。
攻め続けた高宮、2着に浮上してフィニッシュ。
1着は安定感抜群の勝又選手でした!!
これで個人5勝目!
おめでとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
勝又選手の安定感と
高宮選手の攻めっ気溢れる、
見応えのある一戦でした!
いや〜楽しい!
やっぱMリーグはいいですね〜( ´ ▽ ` )
今回トップの勝又選手です!
ではでは〜