ちょっぴりぽっちゃり若ハゲプロ雀士「よしげん日記」~

麻雀プロなりましてまだまだ特訓中!日常のことから大会レポまでいろいろ書いていきますのでぜひお読みください( ̄▽ ̄)

最高位戦:麻雀プロテスト⑪実技試験

はい!

 

ちょっぴりぽっちゃり若ハゲプロ雀士

 

改め、

最高位戦日本プロ麻雀協会所属

第44期後期生 吉元恭平です。

 

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本記事は、

最高位戦プロテストに興味がある方や

今まさにプロテストの勉強中の方、

麻雀プロに興味がある方に向けての

試験対策記事となっております。

 

 

少しでも最高位戦が、業界が

盛り上がればいいなと。

プロに興味を持ってくれる人が

少しでも増えればいいなと。

あわよくば、吉元恭平の名前だけでも

覚えてもらえればいいな笑

という思いで書いております(/・ω・)/

 

 

さて、今回は「実技試験対策」です。

プロテスト対策記事もこれが最後の内容です

 

 

試験当日も、おそらくこの実技試験が

最後の試験だと思います。

 

 

先に本記事の大前提ですが、、

私は受験を「した」側で合って

受験を「採点する」側ではないです(まだ)。

なので、本記事の記載内容は

あくまで私個人の感想にとどまります。

鵜呑みにされないようご注意願います。

 

 

 

さて、麻雀のプロテストを知らない人に

『プロテストを受ける』ことを伝えると

「なにするの?勝てばいいの?」

「どう打つかを見られるの?」

など、実技試験について質問が来ると思います。

私も幾度も答えました笑

 

 

これはおそらく、

「プロテストといえば実技試験だ」

という考えではなく、

「麻雀の試験って打つ以外あるの?」

ということだと思います。

筆記試験のことを説明すると

なるほどな~って返ってきました笑

 

 

極端な話ですが、例えば100人受験者がいて、

一人当たり5半荘の大会でもして、

ポイント上位10人がプロになれます、

というのは確かに想像しやすいですね。

 

 

しかし麻雀という競技は、

短期間の結果だけを見て

上手いか下手かを判断するのは

なかなか難しい競技です。

 

 

明らかなミスがあれば?

例えば野球で暴投するとか、

簡単なゴロをトンネルするとか。

麻雀なら、チョンボでしょうか?

 

 

明らかなファインプレーがあれば?

例えばホームランを打つとか、

例えばキーバーがPKを止めるとか。

麻雀なら、カッコイイアガリでしょうか?

 

 

まず麻雀におけるプレー、打牌選択ですが

プロテストに100人いて5半荘するとして、

全員の全ての打牌を監視、採点するのは

現実的ではないでしょうね。

 

 

打牌の判断基準も人によって違いますし、

良い過程が必ず良い結果に結びつく、

という競技でもないので・・・

なかなか結果だけでは判断しにくいです。

 

 

それでも「勝つ」ことは大事です。

100人いて上位10人になれば、

少なくともその大事なテストの日に

上位1割の成績を残せたことは

評価されていいかもしれません。

 

 

しかし、それはプロになってからでもできます。

というか否応でも結果で比較される世界です。

過程が良いとか上手い下手とか言われるなんて

まず結果を出して世に認知されてからです。

 

 

むしろ結果だけで判断してしまうと、

「よくわからないけど受けに来た」

「とりえあずルールは分かるし」

といった、プロになる気はないけれど

大会に興味があって、みたいな人が

合格してしまう可能性すらあります。

(さすがに事前説明や辞退もあるかもですが)

 

 

なので、麻雀プロテストでの

実技試験の内容は「結果」ではないです。

 

 

では何を問われるかというと

「準備」「練度」「思考」

の3つかと感じました。

 

 

ではそれぞれについて見ていきましょう。

 

 

 

準備

一言でいうと、

「ルールや動作を確認してきたか」です。

 

 

例えば席決めはスムーズにできるか。

筆記試験で解けたとしても

実際にできるかとはまた別問題ですね。

 

 

例えば副露については

発声⇒開示⇒取牌⇒打牌

この順番通りちゃんとできているか。

 

 

例えばツモあがりのときに

「1100,2100です」と言ってないか。

 

まず本場を除いた点数を言ってから、

本場を加算した点数を続けて言う。

要らない言葉はつけない、ですね。

「1000,2000は1100,2100」が正しいです。

 

 

例えばロンあがりの時に

「1000点です」と言ってないか。

これも要らない言葉は付けないので

「1000」が正しいです。

 

 

他にもいろいろと注意することがありますが、

ルールも規定も読み込まずには

熱意を伝えることは不可能でしょう。

 

 

ちなみに、試験中に間違ったことをすると

試験監督から注意がきます。

が、あまり気にしすぎるのもよくないので、、

言われたことをちゃんと訂正すれば大丈夫です。

 

 

私も実際、

5000点棒で払うときについ癖で

「3000バック」と言ってしまって

「要らないことは言わなくていい」

と注意を受けました(;・∀・)

 

 

また、他の人も

「『です』はつけない」

「洗牌してから牌を落とす」

「井桁を組んでからサイを振る」

「2つ鳴いたら奥へ並べる」

など、いろいろ注意を受けてました。

 

 

さて、ここで意識したいのは、

『同じ内容で2回目の注意を受けないこと』

だと感じました。

 

 

単純に、試験監督の評価が下がると思います。

1回ならまだしも2回目はね・・・。

気を付けましょう。

 

 

 

練度

言い換えれば、

「麻雀への慣れとスマートさ」です。

  

スムーズに井桁が組めるか。

スムーズに摸打ができるか。

スムーズに打牌選択ができるか。

スムーズに点数申告ができるか…

 

そしてその1つ1つの行動が

スマートにできているか、でしょうか。

 

 

そもそも麻雀プロは、

麻雀を打つだけの存在ではないのです。

 

プロテスト概要より抜粋

【 受験資格 】
麻雀プロとして当協会の目的と義務を遂行できる方
(但し、18歳以上の方、高校生不可 年齢上限はありません)

 

会長挨拶より抜粋

最高位戦日本プロ麻雀協会は、専門雀士及び

当協会に協力、賛助する者で組織される団体であり、

麻雀の普及と発展のために日々努力し、研鑽を重ねています。

  

麻雀の普及と発展のために

日々努力を重ねる専門雀士が

最高位戦のプロ雀士なのです。

 

 

そんな「模範」となるべき存在が

たどたどしい麻雀を打てますか。

崩れた姿勢で麻雀を打てますか。

 

 

私の思いとしては、

世に麻雀をもっと広めたい、

普及していきたいと考えています。

そのための努力をいろんな方向から

実行していきたいと考えています。

 

 

理想としては、

どこかで私の麻雀を見てくれたとき、

「かっこいい」「すごい」「こうなりたい」と

感じてもらえるような存在になりたいです。

 

 

個人的には、

まだアマチュアだった頃に見た

RTDリーグ2017での

松本プロが七対子を⑦で張った瞬間、

⑥⑦のターツ落とし中の多井プロが

その⑦を止め切った姿に衝撃を受けました。

 

かっこいい。すごい。

これがプロなのか。

私がそれまでしていた麻雀は

いったい何だったのかと、

ほんとに衝撃を受けました。

 

 

麻雀を通じて相手にそう感じさせるには、

すさまじいプレーよりまずは

「正しい所作」さらには「美しい所作」が

必要不可欠であると考えます。

 

麻雀を知らない人に

まず興味を持ってもらうためには

違和感がない、凛としたような姿勢、

立ち振る舞いが必要であるということです。

 

なので「練度」という言葉にしてみました。

熟練の打ち手になることはもちろん、

魅せ方も練らないといけないと思いますので。

まだまだまだまだ努力中ですが(; ・`д・´)

 

 

 

思考

これは言葉の通りです。

しっかり考えて打ってますか?

ということです。

 

 

試験中にも、試験監から質問がきます。

「これはなぜ切ったの?」とか

「この切り順の意図は?」とか

「これをカラ切りしたのはなぜ?」とか。

 

 

これについて大事なことは、

「明確に答える」ことだと感じます。

 

 

「なんとなく」「覚えてません」などではなく、

「安全度を比較して」とか

「カラ切りのほうが警戒が下がると思って」

とか、なんなら

「特に理由はありません。」

でも答えないよりはいいと思います。

 

 

その考えが合ってるかどうかよりも

『私はこう考えていた』ということを

明確に伝えることが大事だと思います。

 

 

私は試験の時に、

カン三のタンヤオ一盃口をテンパイ、

二四六六七七八八、ここに六が来まして。

二四六のリャンカンの選択になりました。

 

今見るとその時の最善は、

「六即ツモ切り」もしくは

「六即カラ切りリーチ」かなぁと思いますが

 

カン五にとるか、もしくは

カン三でとるとしても、

 ツモ切りか、カラ切りか、リーチするか

選択肢が出てしまったので

少し悩んでしまったんですね。

 

 

そして選んだのが「六カラ切りダマ」でした。

その時の思考としては、

 

 

んーどうしようかな・・・

あ、これ悩まずリーチでよかったな。

あーしもたー悩んじゃったー。

もう悩んだ時点で警戒されるやろし

五待ちはあまり自信が持てんし、

悩んだうえで六切りリーチは

リャンカン選択の三が透けるかー。

ならいったんダマっておいて、

でも六は場に捨てておいて、

次にカラ切りリーチをかけよう、

そのときに今出す六は手出しのほうが

三は警戒されにくいかな?

リャンカン選択であれば

六は最後まで取るもんな。

 

 

でした。

 

終局時、やっぱり質問がきました。

 

「なんでここの六はカラ切り?」

 

でしょうねーーーって感じでした。

よかったーちゃんと考えててー笑

 

 

「すでにテンパイしているうえでの

リャンカンの選択で、五よりかは

三に自信があったので六を切るのですが、

悩まずリーチならまだしも

少し手が止まってしまったので、

リーチはかけないでおこうと。

そして次にカラ切りリーチをかけるとしたら

この六は手出しのほうが

三への警戒は薄くなるかと考えました。」

 

と答えたと思います。

 

 

今でも合っているかはわかりません。

そしてこれに限らず、

あの時の選択はどうだったかなと

これからずっと考え続けるのでしょう。

 

 

ですが大事なことは、

合っているかどうかではなく

そのときどう考えていたか、

そしてそれを伝えられるかどうか

だと思います。

 

 

プロになれば、もし大会で勝ち進んだり、

インタビューを受けたりするかもしれません。

「なぜこれを切ったのですか」と。

そのときに、

「いや、わかりません、特に考えてません」

じゃあ話になりません。

(いっそ超天才、感覚系雀士として名を馳せて、

 私にはこれにしか見えませんでしたよ?

 みたいな感じならむしろありかもですが・・・)

 

 

いきなり深い思考をせよ!

ということでもないです。

私もまだまだ勉強中、練習中です。

 

 

さて、これで「実技試験」については

終了です(/・ω・)/

 

 

少しでも麻雀プロ試験にむけての

緊張感がほぐれてくれれば、

不安を取り除ければ幸いです。

 

 

まぁ、勉強、準備する以外に

不安を取り除く方法なんて

ありはしないのですが笑

 

ということで、最後の最後まで

最高位戦アカデミーの受講を

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また、 おすすめ記事です!

私がプロ試験を受けた

きっかけを書いてます~

www.wwwnegihsoy.work

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました~

 

 

 ☆最高位戦プロテストに向けての

 記事まとめです(/・ω・)/

www.wwwnegihsoy.work

 いろんな記事を準備してます!

たくさん勉強しましょう~~(*'▽')

 

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